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「自分らしい生き方を再発見したい…」
一生に一度きりの人生、自分らしく生きる場所で第二の人生をスタートしている方が増加しています。
忙しく毎日を過ごしてきたいわゆる「ハイペース生活」から「マイペース生活」へとライフスタイルを変え、
美しい場所で新たな人生を切り開いていく楽しみは。
きっとあなたにとって素晴らしい時間になる事でしょう。
夜眠り、朝になると起きる、ただ生きているだけなのに何故か心地いい場所
自然に身を任せ、人間本来のリズムを取り戻す。
正しい生活が健康な心と体へ導きます。
きれいな空気と美味しい水
田舎に住んでみると体調が良くなったという例を良く耳にします。
実際、お子様のアトピーが改善されたり良く眠れようになったなど、都会では完治されなかった病が、自然に近い環境で生活することにより改善されている例は少なくありません。
勿論全ての方に当てはまるものではありませんが、都会に無い「きれいな空気」と「おいしい水」は体の隅々まで浸透し、体の内側から綺麗にします。
自分でイチから育てた野菜は最高の贅沢
田舎で暮らすなら是非野菜を育ててみて下さい。
こだわれば質の良い野菜が収穫できますが、素人が種を撒くだけでもある程度は育ちます。
採れたての新鮮な野菜は美味しさもさる事ながら、健康維持には抜群の効果があります。
無農薬で安心と安全が確保された野菜の美味しさを是非味わっていただきたいです。
趣味に捧げる至福の時間
あなたの今の趣味は何ですか?
園芸、菜園、将棋、釣り、車と、様々な趣味に没頭できる環境が田舎にはあります。
田舎ならではの土地の広さを利用して、思い描いた夢を現実の形にすることも可能です。
至福の趣味の時間を手に入れて下さい。
からだ全体で四季を感じる
コンクリートとアスファルトで固められた都会でも四季は感じることはできますが、田舎で感じる四季は都会のそれとは格段に違います。
具体的に言うと、「今日からは春だなぁ」と感じるような季節の変わり目を、様々な場面から察する事が出来ます。
風の匂いや鳥のさえずり等で春のおとずれを知り、雲の動きや木々の変化で秋を感じます。
田舎では体の全てを使って四季を感じとれます。
個性豊かな田舎生活は理想の空間を手に入れる第一歩
都会の生活では実現できなかった夢を、思う存分楽しめます。
愛するペットと暮らす
都会では愛するペットに十分な環境を作ってあげるのは難しいのが現状です。
地域によってはトイレの場所にも困り、肩身の狭い思いで散歩されている方も少なくないと聞きます。
田舎ではペットをエレベーターで抱っこすることもなく、のびのびと育てることが出来ます。
また、地域に理解を求めればニワトリやヤギなどの都会では飼うことが難しい動物も飼育可能です。
田舎ならではの新しい趣味
田舎ならではの趣味の一つに「薪ストーブ」は如何でしょうか?
薪割りは腹筋、背筋を鍛える他、足腰も丈夫になり運動不足解消と実益を兼ねた面白い趣味の一つです。
揺らめく炎を見ながら友と、家族と、両親と語る時間は贅沢なひと時です。
煙の問題があるので都会では中々地域に受け入れられませんが、田舎ではまだ薪風呂の習慣があるので煙のトラブルはありません。
のびのびと家族と暮らす
田舎暮らしを始められる方の多くはシニアの方が多いのですが、近年小さいお子様がおられるご家族での移住も目立ってきました。
田舎には裏山がある小学校等がまだまだ沢山あり、探検や冒険、昆虫採集等が思う存分行える環境があります。
マンションや集合住宅ではお隣さんに怒られてしまうようなやんちゃなシーンでも、戸建てならば思う存分走っても文句を言う人はいません。
広いお家で二世帯で暮らす
古民家は広い物件が多く、二世帯住宅も可能です。
平日はおじいちゃん、おばあちゃんに子どもを見てもらいながら夫婦で働いたり、土日はわいわいと2世帯で食事を楽しんだり…。
同じ敷地内に暮らしていてもお互いのプライベート空間は完全に確保したりなど、余裕のある居住空間があれば居心地の良い距離間の調整が可能になります。
「都会」と比べると「田舎」は当然不便な場面がたくさんあります。
利便性だけをを求めてしまうと、当社がご紹介できる物件には適合できるものはありません。
私達の考える「静かな良い家」とは市内中心地より少し離れた場所です。
多少の不便は車があればなんら問題ありません。
また、今はネットワークの時代です。どんな田舎でも欲しいものが手に入るとても便利な時代になりました。
ネット通販などで工夫して買い物しながら、その「不便さ」を楽しんで下されば幸いです。
不便な状況を楽しんで!
田舎らしの常識
静かな環境とは不便な場所です。当社では静かな環境を重視しています。
不便な田舎
田舎では自家用車は必須アイテムです。
日々のお買い物やおでかけは車移動となりますので免許をお持ちで無い方は都会に住んでいたほうが良いと思います。
秘境の様な場所ならともかく、市街地まで車で15分前後の場所であれば都会とはさほど違いはありません。
静かな田舎
毎日の様に鳴り響くパトカーや救急車のサイレンの音から逃れ、鳥や虫の声に耳を澄ます。
静かな田舎はとても心地の良い空間です。
田舎道での散歩やジョギングは排気ガスにまみれる事も無く、季節を全身で感じながら気持ちよく汗をかいていただけることでしょう。
利便性には騒音もセットになっていると考えます。
静かな環境とは不便な場所です。
当社では静かな環境を重視していますので残念ながら物件の徒歩圏内にコンビニは無いことがほとんどです。
よく考えるとおかしな時代になりました。
便利なツールが沢山世の中に出てきたのにその操作方法を会得するのに忙しく費やす時間。
ポンっとボタンを押せば玄関の先まで希望の商品が届く便利な時代になったのに何故か忙しくて睡眠時間が短く慢性的な寝不足の日々。
一度、田舎に来てみて下さい。
そこには都会の利便性と引き換えにのんびりとした時間が流れています。
思い切って田舎ならではの仕事をしてみてはいかがでしょうか?
趣味の蕎麦を振る舞ってみたいとの思いから自宅の一部を改装し蕎麦屋をオープンされた方や、
近年ではインターネットで商売をしてのびのびと田舎生活を満喫されておられる方がいらっしゃいます。
都会ほどはありませんがアルバイトの募集等もあります。
田舎ならではの仕事のご提案
静かな環境とは不便な場所です。当社では静かな環境を重視しています。
趣味の世界を仕事にシフト
趣味ではじめたそば打ちで蕎麦屋さんや習った陶芸でお皿や湯呑を作ってお店をされる方がいらっしゃいます。
田舎の土地は広いので自宅兼ショップ等が簡単に出来てしまいます。
畑で採れた有機野菜を使って少人数制のオーガニックレストランなどもおもしろいかもしれません。
せっかくの田舎暮らし、好きなことをして過ごして下さい。
人間、働けるうちは働いていたほうが幸せなのですから。
ペンション経営
古民家を改装して宿泊施設にしてみては如何でしょうか?
田舎の風景は心を和ませ、日頃の疲れを癒やす効果があります。自慢の料理を振る舞って楽しい人生も良いかも。
余談ですが、広い土地を購入し、機械を買い揃え自分の山から木を伐採し、自力でログハウスを建てペンションを経営されている方がいらっしゃいます。
今はいなくなりましたが以前はダチョウを飼われていた程、広大な和歌山の土地です。
実在するワイルドな70代の方です。
静かな田舎
毎日の様に鳴り響くパトカーや救急車のサイレンの音から逃れ、鳥や虫の声に耳を澄ます。
静かな田舎はとても心地の良い空間です。
田舎道での散歩やジョギングは排気ガスにまみれる事も無く、季節を全身で感じながら気持ちよく汗をかいていただけることでしょう。
農業
自分で作った野菜を販売することにチャレンジしてみては?
初心者の方であれば沢山の困難は予想されますが、地域には農家さんが沢山います。
地域独自の野菜もあるのでご近所との会話から聞いてみましょう。
シェアハウス
仕事とは違いますが古民家を複数でシェアする若い方がいらっしゃいます。
古い家の間取りは広く空間を区切れる為プライベートをゆったりと確保出来ます。
リビングに囲炉裏を設置すれば友との語らいの場として活躍してくれます。
私の田舎暮らし物語
有限会社古民家再生 山田 泰王
それではここから私の古民家暮らしをちょっと紹介しましょう。
これがわが家です。妻とこの地域をあちこち巡って、ようやく出会った物件で、伊賀市街から車で15分程度の非常に便利なところにあります。
土地は700坪程度。母屋と離れ、そして蔵があります。
そして手前がわが家の畑です。
畑の管理は、細かい作業は妻にまかせ、私は草刈などの重労働専門です(笑)。
現在の自給率はおよそ80%。食べるものには不自由をしません。
これぞ田舎暮らしの楽しみだと思っています。家の裏手には竹林もあります。
毎年春には、食べきれないほどのタケノコが掘れます。
まさに自然の恵みいっぱいの生活です。
こちらがわが家の蔵です。
古民家再生の拠点、事務所として使っています。
もちろん電気もひいてありますから、エアコン完備ですよ(笑)。
田舎暮らしを始めたきっかけ…
私は、本田技研工業に30年近く勤めました。
営業一筋で、京都、滋賀、岡山、東京とあちこち行きました。
商売のおもしろさ、むずかしさ、すべてを教えてもらいました。
しかし当時でいう企業戦士で家族をかえりみることもありませんでした。
このままではイカンと…家族とゆっくり過ごす時間を見つけなければ…と考えて、のんびりした田舎暮らしを考えはじめました。
仕事をやめて大阪にある古民家の販売会社を訪ねました。
いい物件が本で紹介されていたのですがそれはすでに成約済みで、さあ困ったなと思っていたらその販売会社の社長さんが、
「物件が見つかるまでウチで働かないか。働きつつ物件を探せばいいじゃないか」と声をかけてくれたのです。
本当にラッキーでした。
私はその会社で古民家の仕入れを担当、ノウハウのすべてを学びました。
そして自分の理想に近い古民家も見つけることができ、7年後に独立しました。
現在ここで暮らせるのも古民家の仕事ができるのも、その会社のおかげです。
感謝してもしきれないぐらい感謝してます。
思い切りとタイミング
田舎暮らしのスタートには、思い切りとタイミングが大切です。
定年になってから家を探していては遅すぎます。
体が動くうちにじゃないと、田舎暮らしも古民家暮らしも楽しめません。
あと大切なことは、妥協でしょうか。
古民家を販売している私が言ってはいけないかも知れませんが、古民家は新築住宅ではありませんから、100%理想の家にめぐり合えることはないと考えたほうがいいと思います。
理想の家を探してる間に歳をとってしまったら楽しむ時間がなくなってしまいます。
ある程度は妥協して、それよりも暮らしていくなかで理想を追い求めたほうがいいんじゃないかと思ってます。
自分が住みたい家をつくろう!
その他にも、私が心がけていること。
それは常に「自分が住みたいと思うような家をつくろう!」ということです。
自分が住みたいと思うような家じゃないと再生なんて出来ません。
自分が住むことを前提に考えるから、ご近所との関係もしっかり確認するし、見えないところでもしっかりと補修します。
この仕事は買うのも売るのも信頼が大切です。
一度でも不義理なことをしたら、もう売ってもくれないし、当然買ってもいただけません。
だから私は常に自分の住む家だと考えて、みずから庭の木を切ったり壁を塗ったりまで一生懸命やります。
私にとってこの仕事は、お世話になった人や地域への恩返しでもあると思っています…。